焼津市 店舗入口 自動ドア
私の息子の習い事でお世話になっている焼津市の店舗様より、店舗入口自動ドアの鍵が鍵穴の中で折れてしまったので取り除いてほしいとのご依頼で現場に急行しました。
確認すると、自動ドアに付いている錠前は MIWA DG錠でした。最も多くの自動ドアによく使われている錠前の一つです。このDG錠で鍵がキーシリンダー内で折れると、鍵の折れ方によっては自動ドアを外して、鍵穴を分解しないと折れたカギを取り除くことが出来ない場合があります。
MIWA DG錠
さて、鍵を抜く作業に入ります。まずは自動ドアを外さなくても、折れたカギを取り除くことが出来るか試してみます。
鍵穴に鍵抜き用の硬くて細い針金で先端に返しが付いていて、鍵穴に入れたときに引っかかって取り除くことが出来る専用治具です。しかし、この鍵抜き治具ですが、鍵の折れ方で引っ掛かって抜けるときと、抜けないときがあります。(私の経験上、この鍵抜き治具で抜ける確率は4割程度です。(;^_^A
今回、だいぶ粘ってみましたが、鍵抜き治具では抜くことが出来ませんでした。(;゚Д゚)
これで抜けないと、もう自動ドアを外して扉を横に寝かせてから、下部に付いている錠前を分解し、キーシリンダーを取り外して折れたカギを抜くしか方法はありません。
自動ドアのことなので、自動ドア屋さんに頼めば良いと思うかもしれませんが、自動ドア屋さんは自動ドアまでは脱着することは出来ますが折れた鍵を取り除く技術は無いので、自動ドア屋さんに鍵抜き依頼すると、下請けの鍵屋さんも同行して自動ドア屋さんが自動ドアを外したあとに、下請け鍵屋さんが鍵抜き作業をするため修理費が高くなります。
ですが弊社に依頼していただければ、自動ドアの脱着と鍵抜き作業を一括してやることが出来るのでその分お安く出来ます。
自動ドア 脱着
お客様に自動ドア脱着作業することをお伝えして作業に入ります。まずは自動ドア内側上部に付いているパネルを外します。続いて内部の戸車、外れ止め金具、ベルトなどを外していきます。ドアに付いている部品を外したら扉を横に寝かせます。寝かしたら、錠前のキーシリンダー分解して、折れた鍵を取り除きます。抜くことが出来たら、外したときとは反対の作業を逆戻りしながら組み立てていきます。
折れ鍵抜き完了
では最終チェックです。まずは自動ドアを外したので、電源を入れて自動でドアが開閉するか、鍵を施錠解錠できるかチェックします。これで完了です。(^^♪
キーマン静岡では、自動ドア(オートドア)の鍵の修理やキーシリンダー交換も出来ますので、お気軽にお問い合わせください。(*^-^*)