店舗入口
店舗入口ドアのカギが中で折れてしまい、取り除いてほしいとのご依頼でお伺いしました。
現場に急行し、お話を伺うと違う店舗の鍵を挿して回したため、鍵が回らずに折れてしまったとのこと。
折れ鍵を抜く作業方法ですが2パターンあります。
①一つは鍵穴と折れた鍵の隙間に細い針金状のようなものを挿しこみ、引っ張れば折れた鍵が一緒になって出てきます。この方法で簡単に折れた鍵が抜ければ良いのですが、鍵穴と折れたカギの隙間が狭かったりして針金が入らないこともあるし、また無理に針金を挿して鍵穴が変形して壊れてしまうこともあるので注意が必要です。
②もう一つの方法は①の作業で折れた鍵が抜けない場合は、錠前を分解して折れ鍵を取り除く方法です。もうこの作業方法になると一般の方では作業が困難となるので、鍵屋に依頼したほうが良いと思います。
今回のお客様はご自身で①の作業もしてない状態でのご依頼でした。やはり自分でやって折れた鍵の現状よりも悪化してしまう可能性があったので何もせずに依頼したそうです。
ではまずは①の作業方法で試してみましたが、鍵穴が変形しない程度に何とか鍵穴と折れ鍵の隙間には針金状のものを入れることは出来ましたが、今回は引っ張っても抜くことができませんでした。
抜き取り完了
そうなると②の分解しての鍵抜き作業となりまして、一度、扉を外し、錠前の分解して、無事に鍵を抜くことができました。
①の作業方法でカギが抜ければ安価にできたのですが、今回は②の作業方法になってしまったので少しですが金額が掛かってしまいました。
キーマン静岡では、最善の方法から作業してなるべく安価な金額でご提案しますので、お気軽にご相談ください。