某不動産会社様からのご依頼で、アパート玄関と倉庫の鍵を交換してほしいとの事で行ってみたら、玄関ドアの鍵と倉庫の鍵は、同じメーカーMIWA、同じ錠前でPMK(75PM)錠が付いていました。
玄関の鍵は、キーシリンダー(鍵穴)の交換で完了したのですが、倉庫の鍵は同じ錠前PMK(75PM)なのにキーシリンダー(鍵穴)の交換が出来ませんでした。(;^_^A
倉庫のPMK錠のキーシリンダー部品を外してみると、錠前の本体側に突起物が出ていて、新しいキーシリンダーに交換することが出来ませんでした。(-_-;)
旧型タイプのPMK錠では、キーシリンダーの交換は出来ません!
鍵交換するには、錠前一式交換するしか方法がないため、不動産会社様に錠前一式の交換となるため、キーシリンダー交換よりも金額が高くなることをご説明して交換作業をさせて頂きました。
旧型PMKの見分け方
その1 鍵穴の直径が大きい!
現行のPMK錠の鍵穴表面の直径は24~25ミリですが、旧型PMK錠の鍵穴表面の直径は28~29ミリです。
その2 室内側の錠前本体のMIWAのローマ字が、丸みを帯びたローマ字なら旧型PMKです。
旧型PMK錠(数少ないですが、キーシリンダー交換できるものもあります。)
現行PMK錠
錠前一式交換でPMK錠を購入する際は、右勝手か左勝手かを事前にしっておかなければなりません。
室内から玄関ドアを見て、錠前が右に付いていたら右勝手、もしくは左側に付いていたら左勝手となります。
勝手を間違えて購入すると取付出来ませんので注意が必要です。
今回は、右勝手でした。
あとは、旧型も現行PMKも穴の位置は一緒なので、プラスドライバー1本交換作業が出来ます。
ご自身での鍵交換に不安を感じている方はキーマン静岡にお任せ下さい!
弊社では鍵屋のプロとして、ネジの穴を4ミリと5ミリのドリルタップを使って、ネジがスムーズに入るようにネジ山を切り直したり、ドアの蝶番ビスの緩みが無いかなどの建付け修理などもさせて頂きます。