ホンダ　アクティー

工事業者様からのお電話で、藤枝市のお客様宅で自動車、ホンダ　アクティーの鍵が見当たらないので、もしかしたら車内でインロックしてるかもしれないから開けてほしいとのご依頼で現場に急行しました。

現場に到着してドアの鍵穴を確認すると、アクティーでも珍しいウェーブキー(内溝キー)のキーシリンダーが付いていました。

アクティーは何台も解錠や紛失キー作成で作業してますが、今まで外溝キー(ギザキー)の作業しかしたことがなく、今回のアクティーで、ウェーブキーが付いている車両もあるんだと初めてわかりました。勉強になります。

防犯性能の高い鍵ではありますがキーマン静岡では5分ほどで解錠作業完了、その後お客様に車内に鍵があるか確認してもらったのですが鍵が見つかりません。あれ？

では車内にないということは、現場のお客様宅の何処かに鍵が置いてあるはずだいうことになり、弊社に依頼する前にだいぶ鍵を探したみたいですが、更に20分ほど車両以外のところを探してみましたが見つかりません。(私も見つかればと思い失礼のない範囲で探してみましたが出てきませんでした。)

工事業者のお客様も、これ以上探しても埒が明かないので作成までやってほしいと依頼を頂き、紛失キー作成作業へと移行しました。

作成方法は鍵穴をピッキングして鍵穴を回した状態のままにしてキーシリンダー内を専用スコープで覗き、鍵山を読んでいきます。読んだら最新のキーマシンで、鍵山を打ち込んでオートマチックにてキーカットしていきます。

キーカット中

このキーマシンはオートマチックにてキーカットするので、手彫りのキーマシンと比べて純正キー並みに正確なキーカットが出来るので、合鍵によくある鍵を回したときの引っ掛かりがなくスムーズな仕上がりになります。

ドアシリンダー

作成後、まずはドアのキーシリンダーがストレスなくスムーズに解錠施錠できるかテストします。問題なく回ったら、続いてイグニッションシリンダー(エンジンキー)がスムーズに回りエンジンが始動するかテスト、問題なくエンジンが始動することを確認して完了です。

今回、工事現場が終わって足場や部材を綺麗に片づけたら、鍵が出てくる可能性は十分にありますが、もしも無くしたカギが出てきたらスペアキーとして保管していただけたらと思います。

ツイート